去る平成23年11月27日、晴天の中Shining Hearts' Party Ⅸが開催されました。本コンサートも今回で9回目を迎えました。毎年多くの方にご支援をいただきながら開催させていただいております。今年も昨年以上に多くの方にご協力を頂きました。
昨年3月には東日本大震災という未曾有の災害が起こりました。今現在も苦労されている被災者の方々には、スタッフ一同、心よりのお見舞いを申し上げます。その中で本コンサートでは、微力ではありますが、皆様に笑顔をお届けする1つのきっかけになれたら良いな、という気持ちを込めて「分かち合う力」というテーマで開催いたしました。
今回は550名を越える方にご来場いただきました。障害を持つお子さんのご家族もいれば、献上のお子さんのご家族もいらっしゃいました。中には通りすがりで看板を見て、楽しそうだから入ってみた、というご高齢のご夫婦の姿も。会場の外にまで楽しい雰囲気が伝わっていたことが分かりとても嬉しい気持ちになりました。
今回の出演は「カリンバ(バンド)」「ご存知さいたま寿座+KID☆ぼよよんブラザーズ(アカペラ)」「混声合唱隊 Neo-TOKYO+ピーターパン(合唱)」「さとうりゅうえい(ブルースハーモニカ)」「花まるバンド(バンド)」「越谷音楽団(オーケストラ)」「Ship Kids(手話合唱)」の7組です。出演者の方々も毎年本コンサートに熱い想いを向けてくださっています。
プログラムは子どもから大人までどの年代でも楽しめるような曲構成で行われました。
子どもたちは「アンパンマンマーチ」や「おどるポンポコリン」などの曲を聴きながら、リズムに合わせて体を揺らし、曲に合わせて歌を口ずさんでいました。音楽団からは日頃頑張る保護者の皆様へのプレゼントとして、「山口百恵メドレー」が演奏され、懐かしそうに笑顔で聴き入る大人の方々の姿もみられました。
また、今年はホワイエにて協力団体の「くれぱすおべんとやさん」や「川口太陽の家 工房集」に所属するアーティストの方々の作品展示も行いました。来場された方々も障害児者が自分の特技を活かして作り上げた素晴らしい作品一つ一つを楽しそうに鑑賞しておられました。「休憩時間も作品を見て楽しく過ごすことができた」との声もいただき、昨年以上に充実した内容となりました。
次回はついにShining Hearts' Partyも10周年です。スタッフ一同、これまでと変わらぬ熱い思いを胸に、これまで以上に素敵なコンサートを開催していきたいと思います。
なお、次回のコンサートの日程・会場が決まりました!次回は平成24年12月24日にさいたま市文化センター大ホールにて開催いたします。一緒に素敵なクリスマスイブを過ごしましょう。