不登校とは…
「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」(文部科学省)
と定義されています。
定義にも示されているように、様々な理由が背景となっています。
多くの場合、単一の理由ではなく複数の理由や要因が重なり合った結果として、「不登校」という状態に陥っていると考えられます。
それ故に、不登校の状態も様々であるとともに状態が流動的に変化するために、ご家庭でもどのように対応することが良いのかがわからなくなりやすいものです。
ひきこもりとは…
「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他社と関わらない形での外出をしていてもよい)を示す現象概念である」(厚生労働省)
と定義されています。
不登校同様に、ひきこもりも様々な理由が背景となっていると言えます。
ひきこもっている状態は人それぞれで…
・コンビニや必要な買い物はできるが、社会参加はできない
・郵便の受け取りや電話に出るなどはできるが、外に出れない
・家族とは交流できるが、家族以外の人との交流はできない
・家族とも交流できず、自室から出てこない状態
などなど…
その状態像もまた流動的な場合も多く、家族として対応の仕方に不安を感じられている方も多いのではないかと思います。
また、近年では80-50問題と呼ばれるような、これまで注目されてきた30代までのひきこもりよりも年齢層の高いひきこもりの問題も明らかになってきております。
幅広い年齢層に渡る問題であると言えます。
私達の支援では…
前身のブリッジ・プロジェクトで培ってきた「つながり(ブリッジ)を意識した支援」を引き続き提供していきます。
不登校・ひきこもりの問題においては、ご本人様の思いとそれを支えるご家族や関係者様の思いとのつながり作りが必要だと思っています。
不登校・ひきこもり当事者はもちろん、家族やその他関係者様といかに
・つながりを作っていけるか
・今あるつながりをよりよいものとしていけるか
・ひきこもりのご本人様の思いをよりよい形で実現できるか
などを考えながら対応していきます。
また、家庭それぞれにあった、「オーダーメイドの支援」を心がけて参ります。
まずは個別相談にてお話を承っておりますので、ぜひご活用ください。